UIAssistant 0.3.4.0 公開(Vim,Emacs的な何か)
過去記事でも書きましたが、Windows のキーバインドを Vim-like、Emacs-like にできるようなプラグインを作成していました。
UIAssistant 次回作(Vim, Emacs 的なサムシング) - B(ug)log
Windows の Vim あるいは Emacs 化計画 - B(ug)log
UIAssistant 0.2.3.1 公開と今後の展望 - B(ug)log
いろいろやっていて、「このままだといつまでたっても公開できない」状態になっていたので、思いきって公開しました。
ダウンロードは GitHub からどうぞ↓
特徴
- キーの入れ替えが可能
one shot modifier 的なものも - 組み込みコマンドの実行が可能
Vim の f をマネするコマンドとか - 他のプラグインを呼び出し可能
a キーで Hit a hint を呼べたり、hjkl キーで空間ナビゲーションできたりとか
空間ナビゲーションと同様にデフォルトではキーバインドが設定されていないため、タスクトレイアイコン→右クリック→設定画面→ホットキーにて設定してください。下図の赤枠内を参考になるかと思います。
コマンド名
km
: Keybinds Maniacs の開始
引数やオプションはありません。
デフォルトの状態で Vim-like に使用したい場合、Escape
キーではなく Ctrl + [
がキャンセルキーになっています。
設定方法
プラグインの設定画面からいろいろできますが、詳細は後日書きます。(今日は、ちからつきました)
↑このリストボックスの一行目の意味:
Space
キーを LeftShift
に入れ替えるよ。ただ、Space
キー単独で押した場合(One shot)は、Space
キー扱いするよ。いわゆる SandS ってやつです。
このとき、Space + J
を押下した場合、UIAssistant 内部では LeftShift + J
としては扱われませんのでご注意ください。
各モードをざっくりと
- Normal
Vim の Normal モードモドキ (Windows のキーバインドが無効) - Insert
Vim の Insert モードモドキ (Windows のキーバインドが有効) - Emacs
Emacs キーバインドモドキ - EmacsC-x
Emacs の C-x プレフィックスキー を仮想的に実現(Emacs モード時にLeftCtrl + x
押下するとこのモードに遷移します) - Custom1-4
ユーザ独自のモードを作成できます。現状ではモードの追加はできませんので、特殊なことをしたい方はこちらをご利用ください。
なにか質問、バグ報告等ありましたら
ここのコメントなり、Twitter なり、GitHub なりで連絡いただければ。
u338.steven (@u338steven) | Twitter
Issues · u338steven/UIAssistant · GitHub
質問があった箇所は追記していく予定です。場合によっては別記事にするかもしれませんが。